2014年11月24日月曜日

2014 「どぶろく祭り」と「かつらぎ寄席」を開催しました。

紅葉もひときわ鮮やかな、晩秋の11月23日(日)。奈良県御所市の銘酒「百楽門」の蔵元 葛城酒造さんで、恒例の大阪酒塾「どぶろく祭り」と「かつらぎ寄席」を開催いたしました。



 

例年に比べて穏やかで暖かな気候の中、会場の蔵には約70名の大阪酒塾会員様が来場。
このどぶろくの完成が、葛城酒造さんの26by新酒スタートとなりますから、玄関の酒林も、ようやく緑色に変わることでしょう。



開会に先立ち、大阪酒塾 鈴木会長よりご挨拶。
どぶろく祭りは、世間が大吟醸ブームだった頃、本物の日本酒の原点として、新嘗祭に供えた収穫を祝った酒「どぶろく」を見つめ直そうとする企画でした。
日本酒の文化と歴史価値を学ぶことも、大阪酒塾のモットーです。


蔵元の葛城酒造 久保 伊作 社長からは、例年にも増して上出来のどぶろくの味わいを紹介。
百楽門は現在、300石の小規模の酒造りで、久保社長も仕込みの現場に入っています。昨年の百楽門の美酒は、雄町米を使った特定名称酒を中心に完売するほどの高品質、今年の新酒も人気になることは、想像に難くありません。


 さて、まずは「かつらぎ寄席」からスタート! 前座の桂 福丸さんは、酒に酔ったがまの油売りのお噺です。軽妙な口術とテンポの良さ、酔い加減の表現のうまさに、引き込まれます。


いよいよ桂 福団治 師匠の高座です。葛城酒造の門前にある、旧街道にちなんだ馬子を主人公にしたお噺に大きな笑いが巻き起こります。



そして、お待ちかね「どぶろく祭り」の開宴です。桂 福団治 師匠が音頭をとっての乾杯から、
できたてのどぶろくがふるまわれました。タンクのどぶろくは、もちろん酒税は課税済みです。



どぶろくは720ml入りの瓶に、500mlしか入っていません。そのわけは、活性しているどぶろくが、栓を開けても噴き出さないようにとのアイデア! これぐらいの充填量だと、少しずつ栓をゆるめながら中のガスを抜き、すぐに飲むことができます。


吉野地方の名物「いざさ寿司」が入った特製弁当も、「どぶろく祭り」のお楽しみ! これを肴に、どぶろくをふんだんに楽しみます。また、あったかい豚汁は、飲みすぎたどぶろくの酔い醒ましにピッタリです。



約2時間のどぶろく祭りに、会員の皆様は大満足! なんと、関西で人気のバラエティー番組「ちちんぷいぷい」 レギュラー解説者の石田英二さんもいらしています。



今年も百楽門の美酒を大いに期待できる、盛会のイベントとなりました。








2014年11月2日日曜日

2014 大阪酒塾 「どぶろく祭り」と「かつらぎ寄席」のご案内!

先日予告をいたしました、2014 大阪酒塾 「どぶろく祭り」と「かつらぎ寄席」のご案内です。
今年も、奈良県御所市の葛城酒造㈱にて、新酒一番目のどぶろくとお食事を楽しみながら、桂 福団治 師匠の高座を催します。
概要は下記の通りですので、ご参加希望の方は大阪酒塾へのご入会とご参加お申込みをお願いいたします。

● 日時 2014年11月23日(日) 14:00~
● 場所 葛城酒造㈱  奈良県御所市347-2 
● ご入会とご参加のお申し込み先
             大阪酒塾事務局 たこ茶屋 箱部まで
             電話 06-6341-6300 (18:00~22:00)
● 当日会費  北新地 たこ茶屋前より貸切バスご利用の場合 ¥12,000
          現地までご自身で電車利用の場合 ¥9,000
         *会費には、お食事の弁当代、どぶろく500ml入り(お土産)が含まれます。
● 定員90名  満員になりしだい、締め切らせていただきます。
● 詳細は、お電話にてお申込みの際にお尋ねください。正式な入会ご案内状を、折り返し、お送り
  いたします。