今回は、参加者の皆さんが垂涎の思いで待っていた北新地「酒肴人」での開催です!
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世界中のアルコール飲料のみならず、ロハスや滋味をテーマにする料理のレシピなど、関西の飲食業界で「親方」と慕われている酒肴人オーナー兼バーテンダーの高村光有 氏によるプロデュース。
今回は「日本酒と酒肴料理のマリアージュ七変化」と題し、期待に胸を躍らせる会員様で、昼の部・夜の部ともに満席となりました。
まずは、大阪酒塾 鈴木塾長の挨拶。酒と肴のスペシャリスト・高村親方のメニューを目にして
「今日は、私たち大阪酒塾のメンバーが高村さんに舌を試されるような、凄い献立です。とくと、楽しませて頂き、お勉強しましょう!」
鈴木塾長の言葉通り、日本酒のみならず用意されているメニューを見ると、ありがちなレシピとは一線を画した、未知なる肴ばかりです。
そこで、高村親方から、レシピについてひと言をお願いしました。
「今日は、日本酒を楽しむ酒塾です。つまりは勉強をすることが主旨ですから、お腹を満たす酒宴の料理ではなく、究極的な肴を拵えました。通常の肉や魚といった食材を前面に押し出すのではなく、食材の旨味や、ダシ、味つけの妙味を日本酒と合わせています」
なるほどシンプルでありながら、旨味や味わいを引き出した肴というわけです。ロハスをテーマにする酒肴人らしい趣向でしょう。
ちなみに、最初は酒肴サンドで「鰻+生ハム+焼き魚」をクリーミーな味付けで挟んだ一皿!
それぞれの滋味があいまって、口の中でとろける旨さです。
このサンドウィッチに合わせたのが、「日本シュワッと」とネーミングされた発泡酒。もちろん高村親方のオリジナルで、純米大吟醸無濾過生原酒を、能勢の天然ソーダで割ります。
ちなみに、酒肴人ではこのソーダ水だけでなく、究極のトニックウォーターも用意していると
スタッフの蓮尾さんに教えてもらいました。
さらに、絶品の肴が続きます。これは、鱧のだしサラダ。”だし” とは、東北の山形県や新潟県などで好まれる、キュウリをみじん切りにして塩味で味付けした調味料のような物。
東北の夏にはなくてはならないメニューですが、このさっぱりとした味を、たんぱくな鱧と合わせています。日本酒との相性の良さは言うまでもなく、会員様の口からは、その美味しさに思わずため息がもれていました!
そして、「冷やし酒肴 鮑粥」や、鯨の舌である”さえずり”を使った「さえずり すり流し おでん盛り」など、意表を突くような珍味が続き、味つけには、1瓶¥4,000の醤油も使われていました!
贅沢な天然醸造の調味料の追求も、酒肴人のテーマです。
ひとしきり味わった会員様は、どなたも大満足! そして、シメのデザートがこれまた驚き!
日本酒の食べるカクテル「利休 カステラ入り」です。
なんと、日本酒と抹茶をコラボして、カステラを浸して食べる、遊び心いっぱいの一品。
これは、ある種、茶懐石のデザートとしても楽しめそうです!
今回は、とことん酒肴人のこだわりと、高村親方のセンスの素晴らしさを満喫した例会でした!
このブログをご覧の皆様、ぜひ、酒肴人で高村ワールドを味わってみてください!
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