2016年3月9日水曜日

大阪酒塾 3月の定例会は、滋賀県・甲賀の竹内酒造見学ツアーを開催しました!

ようやく春めいてきた3月6日(日)、大阪酒塾では30名を超える会員様とともに、滋賀県湖南市の竹内酒造へ見学ツアーを開催しました。
明治5年(1872)に創業、蔵元の建つ「石部」の町は東海道五十三次の51番目の宿場街でした。
重厚な漆喰壁の蔵、それを取り囲む粛然とした気配は、あたかも江戸時代へ戻ったかのようです。

           



 
ここは京都から江戸へ向かう最初の町として栄え、旅人は、地元の酒を必ず飲んだと伝わります。
そのうまさに、一度飲んだ人は、他人に教えたくないと、口をつぐむようになりました。
竹内酒造のルーツである酒も、いつしか「語らずの酒」と呼ばれるようになったと言います。
現在、代表銘柄は「香の泉」と「唯々」。「香の泉」は香りが良く綺麗な酒という酒名の由来通り、飲みやすくのど越しの良さが特徴です。



さっそく、蔵見学へ! 案内は、営業部の梯 英一 氏で、大阪酒塾との長い御縁を持つ、造りにも精通したプロフェッショナルです。
現在、竹内酒造の酒は、滋賀県内75%、県外25%程度ですが、好調な売れ行き。販売する酒がなくなってしまうというほど。
生産量も1000石を超えて、その理由は、かの農口尚彦杜氏の弟子である能登杜氏の中村尚人氏(35)を迎え入れたことにあるようです
 



モロミの発酵も、おだやかで、旨み十分な香りがタンクから立ち上っています。
会員の皆さん、おもわず開放タンクを覗き込みますが、おっと! ご用心!
炭酸ガスでめまいがしないようにしてくださいね。




上搾は、基本的にヤブタ式と袋搾りを併用しています。設備も新しく、蔵の中も整理整頓が行き届き、美酒が醸される条件がそろっています。
そして、お待ちかねの利き酒! さまざまな「語らずの美酒」が並び、会員たちからも感嘆の声が上がりました!




最後は、蔵元の武石恭芳 社長にもご参加頂き、美食と美酒のうたげです!
近江で人気を高めている竹内酒造に、大満足のツアーでした。


 
 






 
 
 

  

大阪酒塾 木下酒造 見学とフィリップ・ハーパー杜氏と玉川を味わう定例会(バスツアー)を開催いたします。

いよいよ春爛漫! お花見酒が待ち遠しい4月に、大阪酒塾では、定例会と蔵元見学を合わせたイベントとして、京丹後市の木下酒造(有)の見学と、銘酒「玉川」をフィリップ・ハーパー杜氏とともに味わう会(バスツアー)を開催いたします。
創業1842年の木下酒造は、山廃純米酒や無濾過生原酒で人気を博しています。特に、ハーパー杜氏は、昔ながらの日本酒伝統の仕込みにこだわり、徹底した自然発酵を追求しています。





詳細は下記の通りで、大阪酒塾会員様には、すでにご案内通知をお送りしました。
新たに会員登録されてご参加希望の方は、このブログ右側に掲載しております事務局「たこ茶屋」
箱部まで、お電話にて、まずはご入会のお申し込みをお願いいたします。

◆日時 2016年4月10日(日)
            午前8:50 「たこ茶屋」前に集合。貸切バスにて、出発します。
     *大阪市北区曽根崎新地1-11-19 北新地スタービル前

◆行程と実施時間
       午前9:00 たこ茶屋前を出発。現地到着後、夕刻まで滞在。
            久美浜温泉で、蔵元との宴会、温泉入浴もいたします。

◆会費 お一人様 ¥13,000円(税込)
           *交通費、昼食代、飲み物代、温泉入浴料を含む。

◆定員 40名
          *満員になりしだい、締め切ります。

毎回 大人気の見学ツアーですので、お早めにお申し込みください!