山形県鶴岡市の銘酒「白露垂珠」の蔵元は、竹の露合資会社。修験道の羽黒山で知られる羽黒町に、幕末の安政5年(1858)創業。社名「竹の露」の由来は、昔から蔵元一帯が竹の名産地であり、竹林に囲まれていたことから、いつの頃からか醸す酒を「竹の露」と呼ぶようになったと伝わっています。
当日は蔵元の相沢政男社長みずから、大阪酒塾の会員の皆さんに酒を注ぎ、歓談されました。
会場の「びんびや」は。北新地でも屈指の割烹。ミシュラン一つ星に毎回選ばれる店で、予約は連日満席! 大阪酒塾の会員であり料理長の吉岡茂樹さんは、徳島県出身の魚料理に精通した達人です。
さっそく箱部塾頭の乾杯で開会! 歓談と食事を始めました。白露垂珠ならではの上品な香りと、なめらかな美酒に、そこかしこから感動の声が上がります。
まずは先付数種とともに、びんびやの看板メニューであるお造り盛り合わせ。明石や泉州沖、吉岡さんの地元・徳島から取り寄せたキトキトの鮮魚で、吟醸仕込みの香りと味わいを楽しみました。
宴もたけなわ、相沢社長からは次々と白露垂珠の銘酒が注がれ、蔵元のこぼれ話も肴に盛り上がります。
そして、メインの鱧鍋をいただきます! 関西の夏から秋にかけては、まさにこのシーズン。淡路島の甘い玉葱と一緒に煮るのが、ツウですね。白露垂珠の旨味が秀でた純米酒とも、抜群の相性でした。
ご参加の皆様、びんびやのスタッフの皆様とも親睦を深めた会に、相沢社長もご満悦のようすでした。