2014年7月6日日曜日

昨年の葛城酒造での「どぶろく祭り」 レポート!

大阪酒塾では、例年11月の例会は奈良県御所にある「葛城酒造」のご協力のもと、恒例の「どぶろ祭り」を企画しています。
新酒のシーズンに先駆け、できたてのどぶろくを蔵元で楽しみながら、桂福団治師匠プロデュースの「かつらぎ寄席」もお楽しみいただいております。
今回は、昨年のどぶろく祭りをミニレポートします。

葛城酒造のある奈良県御所市は奈良盆地の西南端に位置し、西には大和葛城山、金剛山が聳え立っています。南は風の森峠を越えれば、五條市です。古代の大和国葛上郡の地で、名の由来は市内を流れている葛城川に5つの瀬があったとする説や、孝昭天皇の御諸が「御所」に変わったとする説があります。



葛城酒造は明治20年(1887)の創業。現在の蔵元は、五代目・久保伊作 社長です。大手メーカーの桶売りを廃止し、手造りの吟醸蔵へ変わった成果が明確に現れ、百楽門はゆるぎない美酒として人気を得ています。また、奈良伝統の菩提もと仕込みどぶろく造りも手がけています。
銘酒「百楽門」のブランドで知られ、蔵元の久保伊作 社長みずから酒造りにもたずさわる、文字通り、手造りに徹した吟醸仕込みを主体としています。近年は、雄町米を使った百楽門「冴」など魁となる新商品も開発し、市場に一石を投じています。

この日は100名に近い御参加者がバスで葛城酒造に到着、蔵の倉庫を使った特設会場で、まずは久保伊作 社長からのご挨拶に続き、元・大阪市国税局鑑定官室長 筒井謙之 先生より、どぶろくの講座を拝聴しました。


 

 


寒さに冷え込む中、ここで桂福団治師匠の「かつらぎ寄席」で、ひと息。いつもながらの酒好きなご本人のこぼれ話もあり、和気あいあいと雰囲気も和みます。


そして、いよいよできたてのどぶろくで乾杯!



お待ちかねのお弁当も、豪華版です! 大量のどぶろくが、あっという間にたいらげられ、これも
大阪酒塾恒例のシーンとなりました。


2014年も11月に開催を予定いたしますので、ぜひ、ご参加ください。


0 件のコメント:

コメントを投稿