2015年3月2日月曜日

交野市の山野酒造株式会社にて、蔵見学と懇親会を開催しました!

大阪府の河内地区にある交野市。閑静な住宅地と農地が残るこの地域には、大阪屈指の伝統を持つ山野酒造が操業しています。
3月1日(日)はあいにく花冷えの雨模様でしたが、30名を超える大阪酒塾の会員が参加されました。
山野酒造は江戸末期から明治初期にかけての創業ですが、そもそもは貝塚市から一族縁戚の方たちと移り住んだそうです。往時の面影を残す蔵元の敷地と棟は広大で、大阪市内から京阪電車で45分ほどで、こんなステキな蔵元風情が味わえます。





まずは、蔵元の山野久幸 社長より、銘酒「片野桜」の歴史や酒造りの特長について解説。江戸時代末期創業。年間製造石数が約400石という小規模の酒蔵ですが 全製造数量の約8割が特定名称酒で、その内の5割を「原酒」で蔵出しするほど 「原酒」 にこだわりをもって日々酒作りに励んでいます。いわゆる、大手メーカーの下請けである「桶売り」はせず、つねに生一本の酒造りを続けてきています。つまりは、本来の河内の地回りの酒でした。



また、現在の市場課題や酒税や法律に関する問題点など、普段では知りえない興味あるお話しも拝聴し、参加者からもさまざまな質問が飛び出しました。


そして、いよいよ蔵見学。山野酒造の酒造りを総括する、浅沼 政司 杜氏は、岩手県花巻市よりやって来られている、南部杜氏です。平成10年より山野酒造へ着任し、現在は3名の蔵人とともに年間400石の製造に指揮を揮っています。
とても穏やかな表情と南部訛りもまじったお話しに、参加者との交流も和みました。



今は大吟醸を中心とした仕込みが最後の追い込み。コンパクトな洗米機もフル稼働し、限定吸水のチェックに余念がありません。これは、五百万石を使う純米吟醸の浸漬中。心白の水分率を手と目と頭で確かめる、まさに手造りに徹します。



蒸し米の引き込みやもやし後のさばきには、簡素な箱麹タイプが主流です。歴史を刻んだ山野酒造の酒蔵は大きな棟ですが、昔ながらの手作業を続けているため、自動制御の設備はほとんどありません。つまり細分化が難しいので、少しのスペースで知恵と技を活用しています。
麹室では、仕上がった麹を吟味させて頂きました。





酒母も大吟醸、純米大吟醸を醸している最中で、スーパー明利などこだわりの酵母を使った仕込みが目立ちました。山野酒造の仕込み水は、生駒山系の伏流水。元来はやや硬水系でしたが、ここ数年で硬度が柔らかく変化し、浅沼杜氏が着任した頃から中軟水になっているとのことです。




醪タンクも見学、蔵の壁際に沿って設けられた狭い通路を通りながら、高泡の立つタンクから芳しい香りをかぐ参加者の皆さん。蔵に満ちた発酵の香りに、うっとりと酔いしれました。
通常の上搾には薮田式のふねを一台使用し、やはり400石の仕込みというスケールがよくわかりますが、山野酒造の蔵棟からは、かつては1000石酒屋に近かったのではないかと考えられます。





蔵見学の後は、まずはテイスティング。できたての無濾過生原酒、中取りの吟醸酒のほか、個性的な古酒も登場して、利き酒を楽しみました。
ちなみに、山野社長は蔵元の利き酒コンテストで優勝するほどの舌を持っておられるとか。片野桜の味わいの良さも頷けます。






約3時間の蔵見学が終了、山野社長にもご来席いただき、お楽しみの懇親会です。
会場は交野市駅前の老舗寿司店「味楽鮨」。片野桜をはじめとする美酒で、宴会を楽しみます。



鈴木塾長の開宴挨拶では、山野社長さんとの御縁を披露されました。かつて、鈴木塾長が全国の利き酒コンテスト大阪代表として上京した際に、同行されたのが山野社長だったそうです。
お互い利き酒のプロ同士、長いご縁をつないでいます。



参加者からは料理の美味しさにも、満足の声が上がりました。
山野社長を囲んでの酒談義もそこかしこに見られ、有意義な蔵元見学会となりました。










2015年2月3日火曜日

大阪酒塾 第6回例会は、「山野酒造」の見学を催します!

2015年3月1日(日)の大阪酒塾 第6回例会は、大阪府交野市の蔵元「山野酒造株式会社」を
訪問し、見学ときき酒、ならびに蔵元との懇親会を催します。


山野酒造は、銘酒・片野桜の蔵元で、大阪酒塾としては初めての見学訪問になります。
詳細は、下記の通りです。
すでに、大阪酒塾の会員様には案内通知が送られていますが、初めてのご参加を希望される方は、文末の「大阪酒塾 事務局 たこ茶屋」まで、お電話にてお申込みください。
会員登録料などの説明もいたします。

●日時  2015年3月1日(日) 13:00に、京阪電車 交野市駅前に集合。
                   *現地までの交通費は、各自でご負担願います。             
 
 
 
●会場  山野酒造㈱ 大阪府交野市私部7-11-2
●会費  お一人様 6,000円(蔵元との懇親会費用も含む)
●定員  30名(お申し込み後にキャンセルがあっても、会費は全額頂戴いたします。)
●新規会員として登録される場合は、下記事務局へ、お申し込みのお電話をお願いいたします。
 大阪酒塾事務局「たこ茶屋」 電話 06-6341-6300 箱部まで。

2015年1月25日日曜日

3月1日(日) 大阪酒塾が、山野酒造㈱ 見学会を開催します!

大阪酒塾の3月例会は、大阪府南部の蔵元「山野酒造」/銘柄 片野桜 の見学会を
3月1日(日)に開催いたします。



ご案内は、会員様へ封書にて送付いたしますので、今しばらくお待ちください。
新たに会員としてご参加になりたい方は、このブログサイト右に掲載している大阪酒塾事務局 たこ茶屋まで、お電話にてお申込みください。

(山野酒造/片野桜 プロフィール)

山野酒造は、大阪・京都・奈良の境に位置する交野の郷で江戸時代末期に創業。
年間製造が約500石というの小規模の酒蔵です。また全製造数量の約8割が特定名称酒で、
その内の4割を「原酒」で蔵出しするほど「原酒」にこだわりをもって日々酒作りに励んでいます。
生駒山系の豊富な伏流水と地元関西を中心とする上質の酒米、そしてなにより南部杜氏、浅沼政司をはじめとする蔵人、社員の抜群のチームワークで、平成14年 15年 18年 19年と全国新酒鑑評会で入賞し17年 20年 22年は栄えある「金賞」を受賞致しました。
製造はもとより、貯蔵、瓶詰め、商品の管理、出荷に至るまで、最良の状態でお客様にお届けすることをモットーにしています。

2015年1月20日火曜日

大阪酒塾 恒例! 市販酒鑑評会と懇親会を開催しました。

2015年大阪酒塾の新年会とも言える、恒例の「市販酒鑑評会と懇親会」を開催しました。
会場は、大阪酒塾の箱部塾頭がオーナで料理長をつとめる、活け蛸専門料理店「たこ茶屋」です。





毎年、大人気の定例会で、昼の部と夜の部の二回に分けて催されました。
会員の皆さんは、まずは大阪酒塾が選んだ今年のオススメ市販酒8品を、きき酒!
各人3酒を選んで投票し、今年のランキングを発表します。
結果は、このブログの末尾に紹介しています。



 

 鈴木会長から、市販酒鑑評の意義をお話しいただいた後、いよいよ特製のブグ料理コースのスタート!
 
 極上のトラフグのてっさ、プリップリのてっちりなど、昼酒というには、あまりに贅沢な膳です。
 きき酒した美酒も客席に廻り、参加者大満足の宴会となりました。

 



 さばいたトラフグの数も相当な量! 立派なヒレが物語っています。
 近々に、このヒレ酒をたこ茶屋で楽しめそうですね。


さて、てっちりも煮立ってきました。皆さん、宴もたけなわの中、ジャンケン大会で市販酒の争奪戦となりました! みごとに勝ち取った会員様、おめでとうございました!
 





 それでは、以下が今回の投票結果です。

(昼の部)
第一位    くどき上手、純吟
  二位      春霞        特別純米酒
  三位      開運        特別純米酒
 三位      都美人    山廃純米酒
  五位        旦          山廃純米吟醸
  六 位    川亀          純米吟醸
  六位    奥丹波       純米大吟醸
  八位    英勲           純米吟醸      
(夜の部)
第一位    くどき上手
   一位    春霞
   三位      旦
  四位    英勲
 五位     奥丹波
  六位   開運
  七位    都美人
 八位     川亀
*総合*
第一位  くどき上手
二位     春霞
三位      都美人
三位      開運
五位     英勲
五位     奥丹波
五位     旦
八位     川亀

2014年11月24日月曜日

2014 「どぶろく祭り」と「かつらぎ寄席」を開催しました。

紅葉もひときわ鮮やかな、晩秋の11月23日(日)。奈良県御所市の銘酒「百楽門」の蔵元 葛城酒造さんで、恒例の大阪酒塾「どぶろく祭り」と「かつらぎ寄席」を開催いたしました。



 

例年に比べて穏やかで暖かな気候の中、会場の蔵には約70名の大阪酒塾会員様が来場。
このどぶろくの完成が、葛城酒造さんの26by新酒スタートとなりますから、玄関の酒林も、ようやく緑色に変わることでしょう。



開会に先立ち、大阪酒塾 鈴木会長よりご挨拶。
どぶろく祭りは、世間が大吟醸ブームだった頃、本物の日本酒の原点として、新嘗祭に供えた収穫を祝った酒「どぶろく」を見つめ直そうとする企画でした。
日本酒の文化と歴史価値を学ぶことも、大阪酒塾のモットーです。


蔵元の葛城酒造 久保 伊作 社長からは、例年にも増して上出来のどぶろくの味わいを紹介。
百楽門は現在、300石の小規模の酒造りで、久保社長も仕込みの現場に入っています。昨年の百楽門の美酒は、雄町米を使った特定名称酒を中心に完売するほどの高品質、今年の新酒も人気になることは、想像に難くありません。


 さて、まずは「かつらぎ寄席」からスタート! 前座の桂 福丸さんは、酒に酔ったがまの油売りのお噺です。軽妙な口術とテンポの良さ、酔い加減の表現のうまさに、引き込まれます。


いよいよ桂 福団治 師匠の高座です。葛城酒造の門前にある、旧街道にちなんだ馬子を主人公にしたお噺に大きな笑いが巻き起こります。



そして、お待ちかね「どぶろく祭り」の開宴です。桂 福団治 師匠が音頭をとっての乾杯から、
できたてのどぶろくがふるまわれました。タンクのどぶろくは、もちろん酒税は課税済みです。



どぶろくは720ml入りの瓶に、500mlしか入っていません。そのわけは、活性しているどぶろくが、栓を開けても噴き出さないようにとのアイデア! これぐらいの充填量だと、少しずつ栓をゆるめながら中のガスを抜き、すぐに飲むことができます。


吉野地方の名物「いざさ寿司」が入った特製弁当も、「どぶろく祭り」のお楽しみ! これを肴に、どぶろくをふんだんに楽しみます。また、あったかい豚汁は、飲みすぎたどぶろくの酔い醒ましにピッタリです。



約2時間のどぶろく祭りに、会員の皆様は大満足! なんと、関西で人気のバラエティー番組「ちちんぷいぷい」 レギュラー解説者の石田英二さんもいらしています。



今年も百楽門の美酒を大いに期待できる、盛会のイベントとなりました。








2014年11月2日日曜日

2014 大阪酒塾 「どぶろく祭り」と「かつらぎ寄席」のご案内!

先日予告をいたしました、2014 大阪酒塾 「どぶろく祭り」と「かつらぎ寄席」のご案内です。
今年も、奈良県御所市の葛城酒造㈱にて、新酒一番目のどぶろくとお食事を楽しみながら、桂 福団治 師匠の高座を催します。
概要は下記の通りですので、ご参加希望の方は大阪酒塾へのご入会とご参加お申込みをお願いいたします。

● 日時 2014年11月23日(日) 14:00~
● 場所 葛城酒造㈱  奈良県御所市347-2 
● ご入会とご参加のお申し込み先
             大阪酒塾事務局 たこ茶屋 箱部まで
             電話 06-6341-6300 (18:00~22:00)
● 当日会費  北新地 たこ茶屋前より貸切バスご利用の場合 ¥12,000
          現地までご自身で電車利用の場合 ¥9,000
         *会費には、お食事の弁当代、どぶろく500ml入り(お土産)が含まれます。
● 定員90名  満員になりしだい、締め切らせていただきます。
● 詳細は、お電話にてお申込みの際にお尋ねください。正式な入会ご案内状を、折り返し、お送り
  いたします。

2014年10月20日月曜日

11月の例会は奈良県御所にある「葛城酒造」のご協力の もと、恒例の「どぶろく祭り」と桂福団治師匠プロデュースの「かつらぎ寄席」を開催します。

大阪酒塾では、今年も奈良県御所市の銘酒「百楽門」の蔵元 葛城酒造で、来る11月23日(日/祝)に「どぶろく祭り」と桂福団治師匠プロデュースの「かつらぎ寄席」を開催します。
詳細は、内容とスケジュールが確定次第、当ブログへ掲載いたします。



百楽門の久保伊作 社長が、みずから仕込んだできたてのどぶろくを楽しみ、桂 福団治 師匠の落語を楽しむ恒例の新酒イベント! 毎年、たくさんの会員様にご参加いただいております。
ぜひ、関西の日本酒ファンの皆様も、大阪酒塾にご加盟いただき、ご来場ください。



ご入会のお申し込みは、530-0002 大阪市北区曽根崎新地1-11-19   北新地スタービル 6階 たこ茶屋   ◎ 電話  06-6341-6300 箱部まで、お願いいたします。